ウルトラウォーキング大会 シューズ編

アウトドア

ウルトラウォーキング大会で、重要なツールの一つ、シューズ。
今回は、自身のシューズ選びについてです。

まず、先にこれだけは、先に言いたい。
自分の足のサイズ基準だけで、ネットで買うな!
です。
阪神岡田監督みたいに”お~、そりゃそうよ”と思われる方が、殆どと思います。
でも、案外多いんですよ。”自分は〇〇cmだからクッション性あるコレを、ポチッと”が。

ネットで買うなとはいいません。
でも、自身の足について、ほんと把握してますか?
”海外製だし、値段が良いから”と購入されると、あとで靴擦れやマメの原因に。
日本人の足は甲高・幅広傾向、外国人の足は甲低・幅狭傾向なので、海外製シューズは日本人にはキツイ傾向があります。

まず自身の足の傾向を知る為にも、スポーツショップ等で計測してもらい、自身の足の形を把握しましょう。いざ、計測してみたら、幅広の4Eサイズだったなんてことも・・・

又、シューズに防水か否かですが、私は防水なしを選んでいます。何故か?
シューズはローカット(カットが踝から下)になるので、レインウェアで雨を防いでも、長時間歩行しているとカット箇所から雨水浸入するので、防水の意味は薄れるからです。
また、通気性のあるシューズと比較すると、どうしても足のムレが起きやすい(例え、透湿性に優れているゴアテックスでも)ことで、マメができやすいということもあります。

たま~に大会で見かけるのが、登山靴で参加されている方
私はオススメしません
確かに、ミドル・ハイカットタイプなので、雨水の侵入は防げたり、足首がホールドされているので捻挫しにくい点はありますが、そもそも”舗装路を歩くことを想定されていない靴”だからです。

登山靴って靴底がガチガチに硬いんですけど、その理由は、岩場・石等の”点”の突き上げを、硬い靴底で受けて”面”で分散させるから。
例えるなら、岩場の先端を”下駄”で踏んでも、足底が痛くならないのと一緒の原理です。

また、靴底が固く足首がしっかりとホールドされている為、歩行時に指の付け根が曲がりにくいので、ドスドスという歩き方になります。又、靴自体も重量があるので、足首や膝にストレスがかかりますので、オススメはしません。クッション性もあまり無いですからね。

で、私はアシックスのGELシリーズを愛用してます。
アシックスは日本人の足型を考慮したシューズを多く作っているのと、ネットでも比較的安価で手に入るので。
また最近は、トレイルランニングをされる方も多くなり、トレイルランニング用シューズも種類が増えてますね。型落ち等の商品も比較的安く手に入ることからも、オススメです。


あと、シューズと同様に靴下も重要です。実際、ショップに行って試し履きする際は、大会に参加する際の靴下を履いて試し履きしてください。
少しでも、クッション性を高めるとの理由で、登山用の厚めの靴下や、靴下2枚履きされる方も多いと思います。実際、これで靴のサイズがUPすることが多々あるためです。

私は、モンベルのWIC.ウォーキング 5トゥソックスを、大会前半用と後半用の2足で愛用してます。
指間のムレを抑える5本指ですし、つま先や足底にクッション性なのに、トレッキングソックスまで厚みもないです。

他にも、インソールも、長時間歩行による土踏まず部分の下がりを抑えてくれるので、オススメですね。

あと、最後に一点。最低でも購入したシューズは1週間は履いてくださいね
靴合わせしても、足に馴染むのに数日はかかりますので。

でも、知る人は知るロング・ウォークのあの達人さんは、便所スリッパで参加されて、素晴らしいタイムで完歩されていますがね。(^^

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